ひめゆりの塔への自民・西田氏の発言、与野党が批判 発言撤回はせず
笹山大志
自民党の西田昌司参院議員が、沖縄戦で犠牲になった学徒隊の生徒らを慰霊する「ひめゆりの塔」の展示内容を「歴史の書き換え」などと発言したことに、与野党から批判があがった。自民内からも参院選への影響を心配する声が出ている。
西田氏は京都選出で当選3回。今夏の参院選で改選となる。
西田氏は3日、那覇市内であった憲法に関するシンポジウムで講演。ひめゆりの塔の展示について「日本軍がどんどん入ってきて、ひめゆりの隊が死ぬことになった。そしてアメリカが入ってきて、沖縄が解放されたと。そういう文脈で書いている。歴史を書き換えられるとこういうことになっちゃう」などと発言した。
西田氏は7日、国会内で記者…