マニラ保険金殺人事件 松本死刑囚が病院で死亡

[PR]

 法務省は2日、保険金目当てなどで3人を殺害したとして、殺人罪などで死刑が確定した松本和弘死刑囚(70)が1日夜に病院で死亡したと発表した。

 同省によると、死因は老衰による低ナトリウム血症。名古屋拘置所に収容中だったが、2024年11月から肺炎や腎不全などのため入院していた。

 確定判決によると、松本死刑囚は1994~96年、他の1~2人と共謀して、フィリピン・マニラで宮崎市の元会社員(当時43)や名古屋市の輸入仲介業者(同47)を殺害したほか、長野県内で愛知県の旅行会社社員(同24)を殺害するなどした。

 松本死刑囚の死亡により、確定死刑囚は106人となった。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません