「注視はもう十分」違憲判決相次ぐ同性婚訴訟 原告らが法制化訴える
伊木緑
同性どうしの結婚を認めない現行の法制度は憲法違反だとする判断が、3月までに五つの高裁で出たことを受けて、原告団と同性婚の実現を目指す公益社団法人「マリッジフォーオールジャパン(マリフォー)」が23日、東京都内で会見した。「いま検討すべきなのは、同性婚の法制化を前提に、どのように法制化するかだ」などと訴えた。
違憲判決は、昨年3月の札幌高裁を皮切りに、同10月に東京、同12月に福岡、今年3月に名古屋と大阪と、相次いで出されている。
違憲判決のたび、石破茂首相ら政権幹部が繰り返すのが「国民の意見や国会の議論、他の訴訟の動向などを注視していく」という言葉だ。
そこでマリフォーは「#注視…