テスラ、営業利益約7割減 マスク氏「効率化省にかける時間減る」

有料記事

ニューヨーク=杉山歩
[PR]

 電気自動車(EV)大手テスラは22日、2025年1~3月期の決算について、本業のもうけを示す営業利益が前年同期と比べて66%減の3億9900万ドル(約560億円)になったと発表した。トランプ米政権に加わり、政府効率化省(DOGE)を率いるイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)への反発の高まりが販売減につながり、経営への打撃となった。マスク氏はDOGEへの関与を減らす意向を示した。

 売上高は前年同期比9%減の193億3500万ドルで、自動車関連の売上高は同20%減の139億6700万ドルだった。マスク氏は22日の決算説明会で、5月からDOGEにかける時間が「大きく減る」と話し、テスラの経営により力を入れる考えを示した。トランプ大統領が求めれば、週に1~2日は政府の仕事に時間を使うという。

 テスラの販売台数は、中国の…

この記事は有料記事です。残り461文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

トランプ再来

トランプ再来

2024年の米大統領選で共和党のドナルド・トランプ前大統領が返り咲きました。「米国第一主義」を掲げるトランプ氏の再来は、どんな影響をもたらすのか。最新ニュースをお伝えします。[もっと見る]