千葉・市原の工場で火災、約8時間半後に鎮火 けが人は確認されず

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 21日午後10時50分ごろ、千葉県市原市五井南海岸の化学製品製造・販売会社「京葉モノマー」の工場で火災が起きている、と近くの工場の従業員から119番通報があった。市原市消防局が消防車19台で消火にあたり、22日午前2時50分ごろに鎮圧、同午前7時半ごろ鎮火した。けが人は確認されていないという。

 消防や県警によると、火災があったのは塩化ビニールモノマーの製造所とみられる。出火当時は稼働中で、従業員は「(製造に使う)二塩化エチレンの流出を確認したあとに出火した」と話しているという。消防と警察が今後、出火の原因を調べる。

 現場は、東京湾に面した工場地帯「京葉臨海コンビナート」の一角。

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