「何食べたい」「掃除当番は」 反省の末、りくりゅうが見つけた話題

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構成・藤野隆晃

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦は19日、東京体育館で最終日があり、ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)はショートプログラム(SP)に続いてフリーでも自己ベストを更新する145・06点を出し、1位になった。

 世界選手権で日本勢唯一となる優勝を果たすなど、日本代表を引っ張っている「りくりゅう」の2人。4大会ぶりの優勝をめざすチームにあって、大きな存在感を示した。

 演技後の報道陣とのやり取りは次の通り。

ミスしても笑顔で

――演技を振り返って。

 三浦 「今日は失敗しても笑顔で滑れたらいいね、という話をしていました。ミスをしても最後まで笑顔で滑り切ることができて、本当に良かったと思っています」

 木原 「フリーは世界選手権後から滑り込めていなかったので、それが体力面で出てしまったかなという感じです。その部分はしっかり気持ちでカバーして、自分たちのパーソナルベストを更新することができたので、本当に良かったです。とにかくケガをしなかったのが一番良かったです」

――自己ベスト更新はどの点が良かったですか?

 三浦 「一番大きかったのは3連続のコンボ(ジャンプ)が入ったことかなと思います。あと、このシーズンはずっとスロー(ジャンプ)が不調で両足で降りていたんですけど、(スロー)ループはきれいに片足で降りられたので、そこが大きな得点源かなと思います」

――日本の声援が大きかった。

 三浦 「チームジャパンのメ…

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この記事を書いた人
藤野隆晃
スポーツ部
専門・関心分野
スポーツ、ジェンダー