外務省が電話で「なぜロシア呼ぶのか」 平和式典への招待で広島市に

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山中由睦 魚住あかり
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 今年8月6日の平和記念式典に向け、広島市は外交関係のある全ての国・地域に案内状を送る方針だ。その対象にはウクライナ戦争以降、招いてこなかったロシアとベラルーシも含まれる。そもそも3年続けて両国を招かなかった理由とは。市への開示請求で入手した文書を元に検証した。

 ウクライナ戦争が始まって3カ月近くが経った2022年5月。広島市役所2階にある市民活動推進課の電話が鳴った。

 同課の複数の職員によると、電話の主は外務省職員だった。職員の一人は「何でロシアを呼ぶのか。電話はそういう趣旨だった」と証言する。

繰り返された外務省の回答とは・・

 その直前、松井一実市長は欧…

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この記事を書いた人
山中由睦
広島総局|政治、経済
専門・関心分野
地方政治、地域医療
魚住あかり
ネットワーク報道本部|大阪駐在
専門・関心分野
平和、教育
  • commentatorHeader
    佐藤優
    (作家・元外務省主任分析官)
    2025年5月31日9時44分 投稿
    【視点】

     このコメントは二分割になります。少し前の記事に対するコメントですが、日本の将来にとって、重要な意味を持つと思うので、あえて投稿することにしました。  今年8月6日に広島市で行われる平和記念式典に主催者である同市は、日本と外交関係のある全て

    …続きを読む
  • commentatorHeader
    佐藤優
    (作家・元外務省主任分析官)
    2025年5月31日9時45分 投稿
    【視点】

     コメントの続きです。  外務省の電話に対して、広島市は文章で対応しました。非対称的な対応をすることで広島市は外務省に不快感を示したのです。 <外務省の電話を受けた市は同月16日、松井市長名で外務省ロシア課長宛てに「平和記念式典にロシア国

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