デフサッカー男子日本代表がエキシビション試合 国立競技場で初開催

井手さゆり
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 今年11月に日本で開かれるデフリンピックに向けてチームを強化し、大会を盛り上げようと、デフサッカー男子日本代表と、日本フットボールリーグ(JFL)に所属するクリアソン新宿とのエキシビションマッチが2日、東京・国立競技場で初めて開催された。

 デフサッカーとは、聴覚障害がある人たちによるサッカー。補聴器などを外してプレーするため、「音のないサッカー」とも言われる。ルールは健常者とほぼ同じだが、主審が笛とフラッグを併用したり、ピッチ上のコミュニケーションにアイコンタクトや手話が使われたりする。

 観客は、聴覚障害がある選手らにも「サインエール」で応援を届けた。

 試合は、0―2で日本代表が敗れた。

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