民間機墜落、佐賀の医師が操縦 4人全員無事 長崎・新上五島

三沢敦 小川崇 榧場勇太
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 30日午前11時55分ごろ、長崎県新上五島町友住郷の山林で、小型機のパイパーPA28型機が墜落した。県警や消防によると、乗っていた50~70代の男性4人にけがはなく、歩いて近くの上五島空港に避難し、救助されたという。

 墜落したのは、佐賀空港を拠点に活動する飛行愛好家グループ「フライングクラブ佐賀」が所有するレシプロ単発機。操縦士は佐賀県小城市三日月町の医師、江口有一郎さん(55)で、北九州市の無職男性(73)、佐賀市の会社員男性(69)、佐賀県神埼市の会社員男性(61)が同乗していた。

 上五島空港の管理事務所などによると、事故機は上五島空港から50メートルほど南の山肌に墜落した。飛行計画によると、午前11時ごろに佐賀空港を出発し、休憩のため正午ごろに上五島空港に到着する予定だった。

 事務所には、正午ごろに搭乗員から墜落の情報が入った。消防がかけつけたが、4人とも無事だったため、病院には運ばなかったという。

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この記事を書いた人
小川崇
長崎総局
専門・関心分野
戦争・平和
榧場勇太
長崎総局
専門・関心分野
平和、国内政治、地方自治、沖縄