輪軸不正で再発防止策 立ち会いやシステム改修など JR東日本

細沢礼輝

 鉄道車両の車輪に車軸をはめ込む「輪軸組み立て作業」で不正があった問題で、JR東日本は28日、圧入力値の改ざんがあった子会社の「総合車両製作所」について、管理者が作業に立ち会ったり、データを修正できないようシステム改修したりするなどの再発防止策を発表した。

 JR東の東京総合車両センターでも2017年、改ざんが続いていたことが当時の社内調査で発覚していたが、公表されなかった。これについて、JR東は「当時の判断は適切ではなかった」とし、今後は「事実を適切に公表し、説明責任を果たす」とした…

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この記事を書いた人
細沢礼輝
東京社会部|鉄道担当
専門・関心分野
鉄道を中心とした運輸部門