巨大「人生ゲーム」が登場 東京・葛飾の京成青砥駅の広場

佐野楓
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 東京都葛飾区京成電鉄青砥駅の高架下の広場が26日、リニューアルされ、巨大な「人生ゲーム」になった。区内に本社がある玩具メーカー「タカラトミー」の協力で実現した。

 リニューアルされた広場は約130平方メートル。「かつしか人生ゲーム」と題し、「葛飾区でお仕事探し!1千ドルもらう」「寅さんサミットに参加!1千ドル払う」といった、区にちなんだお題が記された50コマが地面に描かれた。ルーレット風のベンチも置かれた。

 タカラトミーの本社とオフィスが駅のそばにあることから、地元の青戸商店街では2018年から人生ゲームのリアルイベント「まちあそび人生ゲームIN葛飾」を開催してきた。今回、幅広い層に人気の人生ゲームを通じて地域の魅力を発信しようと、区、京成電鉄、タカラトミーが協力し、広場の人生ゲーム化が実現した。

 お披露目式典が開かれたこの日、タカラトミーの富山彰夫代表取締役社長は「お世話になっている地元を人生ゲームで盛り上げられるのはうれしい。区民はもちろん全国のファンにも遊んでいただき、区の魅力向上、活性化につなげていきたい」と話した。

 この日は、区出身で「かつしか観光大使」の人気ユーチューバー「フィッシャーズ」のモトキさん、マサイさんがゲストに登場し、式典後にゲームを実演した。メンバーのマサイさんは「葛飾区は本当に良いところなので、ゲームで遊んだ後に(ゲームに登場した)色々な場所も巡ってみてほしい」と話した。

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