「首相、政倫審で説明を」 立憲や国民民主代表言及 商品券問題

有料記事

大久保貴裕 笹井継夫
[PR]

 石破茂首相(自民党総裁)が当選1回の自民党衆院議員15人に10万円の商品券を渡した問題をめぐり、立憲民主党野田佳彦代表は16日、首相が政治倫理審査会(政倫審)に出席して説明するべきだとの考えを示した。首相の政倫審出席は今後、国会で焦点となる可能性がある。また、与党内からも首相の責任を問う声が強まっている。

 野田氏は16日、青森市で記者団に「過去の経緯など徹底的に究明しなければならない」と強調し、首相が弁明する政倫審の開催を求める考えを示した。野田氏はまた、商品券配布に関連した議員15人との懇談会が首相公邸で開かれ、正副官房長官も出席していた事実関係を指摘し、「まさに政治活動だ」と述べ、「政治活動に関する寄付」を禁じる政治資金規正法に抵触する可能性が「極めて強い」と語った。

 これに先立つ党会合では、内…

この記事は有料記事です。残り517文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

石破首相の商品券問題

石破首相の商品券問題

石破茂首相(自民党総裁)の事務所が、昨秋の衆院選で初当選した15人の自民議員に対し、10万円相当の商品券を渡していたことが分かりました。首相は事実関係を認める一方、法的な問題はないとの認識を示しています。関連ニュースをまとめてお伝えします。[もっと見る]