「部屋に飾った」「儀礼の範囲では」首相商品券、新人議員の説明は

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西村圭史
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 石破茂首相(自民党総裁)の事務所が、昨秋の衆院選で初当選した15人の自民議員に対し、10万円相当の商品券を渡していたことが明らかになった。首相は13日夜に事実関係を認める一方、法的な問題はないとの認識を示した。だが、多くの新人議員は朝日新聞の取材に対し、趣旨やねらいが分からない商品券を受け取ったことへの戸惑いや不安を語っていた。

 複数の議員側関係者によると、石破事務所の秘書が大手百貨店の紙袋に入った商品券を配って回ったのは3月3日の日中だった。議員会館の部屋を訪ね「今日のお土産です」と説明したという。15人は同日夜、首相との懇親会のため首相公邸に招かれた。

 朝日新聞は首相側が商品券を配った情報をつかみ、13日朝から確認取材を進めた。ある新人議員は「誰が漏らしたんだ」と顔をゆがめた。さらに詳しい経緯を聞こうとすると「官邸に聞いて」と繰り返した。

 別の議員は、商品券が入った…

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この記事を書いた人
西村圭史
政治部|与党担当・サブキャップ
専門・関心分野
国内政治、社会保障、民主主義
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    上西充子
    (法政大学教授)
    2025年3月14日8時8分 投稿
    【視点】

     商品券が配られたのは、夜に懇親会を控えた3月3日の日中だったそうです。ということは、懇親会開催までの時間に新人議員同士で「これは受け取ってはいけないものなのではないか」と相談したり、懇親会の場で一緒に石破首相に返したりすることもできたはず

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石破首相の商品券問題

石破首相の商品券問題

石破茂首相(自民党総裁)の事務所が、昨秋の衆院選で初当選した15人の自民議員に対し、10万円相当の商品券を渡していたことが分かりました。首相は事実関係を認める一方、法的な問題はないとの認識を示しています。関連ニュースをまとめてお伝えします。[もっと見る]