横浜の20代女性、タイから帰国後はしかに感染 市が注意呼びかけ

小林直子
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 横浜市は26日、市内に住む20代女性がはしか麻疹)に感染したと発表した。市内で感染者が確認されたのは2022年以来で、神奈川県内では今年初だという。女性は周囲に感染させる可能性が高い時期に電車などを利用しており、市は、同じ時間帯に利用した人は体調に注意するよう呼びかけている。

 市保健所によると、女性は9日にタイから帰国し、17日に発熱。21日からのどの痛みやせきの症状が出て医療機関を受診し、翌22日に入院した。26日に感染が確認されたという。

 女性は16、17日の午前6~7時台と午後10時台に東急東横線で綱島(港北区)―渋谷(東京都渋谷区)間を移動したほか、京王バスに乗っており、21日午前10時台と午後1時台に東急東横線で綱島―菊名(港北区)間を移動したという。

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この記事を書いた人
小林直子
東京社会部|教育担当
専門・関心分野
子育て・教育、スポーツ