ディズニー新幹線、静岡駅にも 9月まで運行、JR東海

林国広
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 JR東海は21日、ディズニーのキャラクターを東海道新幹線の車両に特別塗装した「Wonderful Dreams Shinkansen」の運行をはじめた。「アナと雪の女王」などのイメージカラーやキャラクターが、16ある車両ごとに違ったデザインで施されている。東京―新大阪間の主に「ひかり」や「こだま」で9月中旬まで運行する。

 同社と東京ディズニーシーなどを運営するオリエンタルランド千葉県浦安市)のコラボで、昨年6月にオープンした「ファンタジースプリングス」をテーマにした特別編成。JR東海が新幹線に本格的な特別塗装をするのは開業以来初めて。

 座席のヘッドカバーの装飾も特別仕様になっており、車内のメロディーは「塔の上のラプンツェル」の挿入歌「輝く未来」を採用した。

 この日午前、ひかり632号(名古屋発東京行き)が静岡駅に到着すると、家族連れや鉄道ファンらがスマホを掲げ写真に収めた。静岡市駿河区の男性会社員(30)は「ディズニーも新幹線も好きなので楽しみにしていた。好きなアナ雪がきれいに撮れた」と笑顔をみせていた。

 特別塗装された車両の運行予定は専用ホームページ(https://recommend.jr-central.co.jp/wdshinkansen/別ウインドウで開きます)で公表されている。

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