「経営統合の見送りが適切」 世界3位の自動車グループ構想、破談

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西山明宏 松岡大将
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 ホンダ日産自動車が13日、経営統合協議を打ち切ると正式に表明した。同日、両社がそれぞれ開いた取締役会で、経営統合に向けた基本合意の撤回を決議した。実現すれば、世界3位の規模の自動車グループが誕生するはずだった経営統合構想は破談となった。

 両社は同日午後、「経営統合に向けた検討に関する基本合意書を解約し、協議・検討を終了することで合意した」と発表した。基本合意書では持ち株会社を設立して両社がぶら下がる形になるとしていたが、協議中にホンダから日産を子会社にする案が提示されたと明らかにした。

 破談となった理由については…

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この記事を書いた人
西山明宏
経済部|自動車業界担当
専門・関心分野
中国経済、通商政策、民間企業
ホンダ・日産統合協議 破談

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