LRT西側延伸、大通りの車道削減へ 1車線と2車線に分け整備方針

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石原剛文
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 次世代型路面電車(LRT)をJR宇都宮駅西側に延伸する計画をめぐり、宇都宮市は3日、延伸路線が通る道路について、最大片側3車線の車道を一部削減し、片側1車線と片側2車線の区間に分けて整備する方針を明らかにした。一部区間では道路の拡幅工事を実施し、路線バスなどに乗り換えできる「トランジットセンター」は3カ所設置するとしている。

 この日開かれた市議会議員協議会で、佐藤栄一市長が説明した。JR宇都宮駅西口停留場から裁判所前(いずれも仮称)までは1車線、それより先は2車線区間とする。すべての交差点に右折レーンを設置予定という。

 歩行者空間を充実させるための1車線区間には、荷さばきができる停車帯を設け、バスの乗降もできるようにする。この区間では、停留場は一部を除きホームが一つの形式となる。

■一部は自転車専用車線も…

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この記事を書いた人
石原剛文
宇都宮総局
専門・関心分野
教育、コミュニケーション