埼玉・八潮の道路陥没現場にスロープ完成 重機を穴に入れ救助急ぐ

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恒川隼
【動画】埼玉県八潮市の道路陥没現場。重機による作業始まる=西村正志撮影
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 埼玉県八潮市で県道が陥没して2トントラックが転落した事故で、車内に閉じ込められた70代男性運転手の救助作業のためのスロープ(傾斜路)が完成した。現地を視察した埼玉県の大野元裕知事が1日正午ごろ取材に応じ、明らかにした。消防は今後、スロープを使って重機を穴に入れ、救助活動を本格化させる方針。

 大野知事は「これからがれきを除去して、二次災害を避けながら一刻も早く救出につなげると聞いている。事故に巻きこまれた方を救出するとともに、まわりの地域の方々に少しでも安心していただければ」などと記者団に語った。完成したのは1日朝だという。

 現場では、陥没した穴が広がり、がれきや土砂が崩れる二次被害を防ぐため、30日から現場に面した飲食店の駐車場の舗装をはがし、重機を穴に投入するためのスロープの整備を始めていた。

 スロープは幅4メートル、長…

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