トランプ氏「ハリウッド黄金時代に」 スタローンさんらを大使に任命
サンフランシスコ=奈良部健
トランプ次期米大統領は16日、俳優のメル・ギブソンさんとシルベスター・スタローンさん、ジョン・ボイトさんの3人を「ハリウッド特別大使」に起用すると自身のSNSで発表した。トランプ氏はエンタメ産業が「外国に奪われている」と主張し、3人からのアドバイスを受けて「ハリウッドの黄金時代」をつくるとしている。
トランプ氏は「ハリウッドはすばらしい所だが、問題を抱えている。(バイデン政権の)4年間で多くのビジネスが外国に奪われた」と指摘。これからハリウッドを「かつてなく大きく、良く、強くする」ことを表明し、そのために「3人に私の目となり耳となってもらう」という。
スタローンさんは大統領選後の昨年11月に「トランプ氏は第二の(初代大統領)ジョージ・ワシントンになる」と語るなど、支持の姿勢を明確にしていた。ギブソンさんとボイトさんも大統領選でトランプ氏を支持した。