「最後まで走り抜く」四日市工、不死鳥のメンタル 全国高校バスケ

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松本敏博

 バスケットボールの第77回全国高校選手権大会(ウインターカップ=日本バスケットボール協会主催、朝日新聞社など特別協力)が23日から東京都内で開かれる。4年ぶり28回目の冬の全国に立つ男子の四日市工(三重)は、今年で現役を引退した元日本代表の桜井良太さんらも輩出した名門だが、去年までの3年間は県大会の壁を破れず、もがいた。チームをよみがえらせたのは精神面の進化だ。

 新チーム発足当初、劣勢になると、焦りから攻撃の形を崩してしまうことが多かったという。水谷幸司監督は「昨年までの子たちには、苦しくても『このままでいい、絶対に勝てる』という自信があった。今年はその強さがなかった」と話す。

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