北陸新幹線、繁忙期の金沢―東京間「かがやき」を増設、JR西発表
【石川】JR西日本金沢支社は13日、来年3月15日に実施するダイヤ改定の概要を発表した。多客期の北陸新幹線で利用が集中している時間帯に、臨時の「かがやき」を上下各2本増設するなどして利便性の向上を図るという。
増設するのは、金沢を夕方と夜、東京を早朝と夕方に発車するかがやきの上下各2本。東京方面の最終のかがやきが、多客期を中心に満席状態が続いていることから、金沢を3分後に発車する臨時列車を増設することで、利用客の増加を図る。一方、今年3月に延伸した金沢以西のダイヤ改定はなかった。
このほか、朝の時間帯の「つるぎ」1本を金沢発から富山発に変更し、富山発のつるぎを6~8時台で毎時2本確保する。また、ダイヤ改定に先行し、1月14日から平日限定で、つるぎ7号の1両を指定席から自由席に変更し、通勤・通学客の利便性向上を図る。
在来線では、城端線の午前の運転時刻を変更し、北陸新幹線との乗り継ぎ時間を短くする。越美北線や小浜線の変更はない。
会見で金沢支社は、七尾線での特急列車「花嫁のれん」の運転再開や、特急サンダーバードの和倉温泉駅への直通運行については、被災地の復興状況を見ながら今後検討していく考えを示した。
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