JR予讃線・八幡浜―宇和島間を5日間運休 来年2月、保線工事実施
福家司
JR四国は6日、愛媛県のJR予讃線八幡浜―宇和島間で来年2月の平日、5日間にわたって日中に全列車を運休させ、保線工事を集中実施すると発表した。
工事は線路のバラスト(砂利)交換や防災工事の材料運搬、沿線の樹木の伐採など。これまでは原則として列車の運行終了後の深夜に実施してきたが、「働き方改革」もあって夜間は作業員の確保が難しくなっており、作業に伴う危険も大きいとして、日中の工事に踏みきった。
実施日は2月12、13日と同18~20日。朝夕のラッシュ時間帯は避け、おおむね午前9時台~午後3時台の特急「宇和海」12本と普通2本が運休する。特急の代行バスを運転するが、伊予吉田には立ち寄らず、所要時間も列車より長くなる。
同社は2010年、徳島県の鳴門線で日中に列車を運休してホームの改良工事を実施した。同社保線課の担当者は「来年度以降も必要に応じて日中に工事を実施したい」としている。
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