ハリー・ポッター施設で販売の剣を回収 レプリカも銃刀法違反疑いか

斎藤孝則

 昨年6月に開業したエンターテインメント施設「ワーナーブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(東京都練馬区)で販売されたレプリカの剣について、運営会社は販売上の懸念点を認識したため回収するとホームページで発表した。刀剣類に当たる可能性があり、警察などから銃刀法違反の疑いがあると指摘されたという。

 運営会社によると、回収の対象の剣は、映画に登場する「ゴドリック・グリフィンドールの剣」のレプリカ(長さ約86センチ)で、木製の展示用プレートに固定されたもの。昨年5月から今年4月まで3万円(税込み)で販売され、351本が売れているという。

 施設を運営するワーナーブラザーススタジオジャパンは「ご購入いただいた方々には、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません」と話しており、回収を呼びかけていくという。(斎藤孝則)…

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