埼玉県立飯能高図書館にライブラリー・オブ・ザ・イヤー実行委特別賞

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小林未来

 埼玉県立飯能高校の図書館が先進的な図書館を評価する2024年の「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー」の実行委員会特別賞に選ばれた。学校図書館を教室でも部活でもない「もう一つの居場所」と位置づけてきた取り組みが評価された。

 ライブラリー・オブ・ザ・イヤーは、NPO法人「知的資源イニシアティブ」がこれからの図書館のあり方を示唆する取り組みを毎年表彰しているもの。今年は応募があった29の活動から、優秀賞やライブラリアンシップ賞など8館の活動が表彰された。

 飯能高校の図書館は校舎4階の隅にあり、校内では「すみっコ図書館」と呼ばれている。16年に赴任した司書の湯川康宏さん(59)が「みんなにとって落ち着く場所になるように」と名づけた。

 館内にはこたつやハンモック…

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この記事を書いた人
小林未来
さいたま総局
専門・関心分野
消費生活、食生活、教育