衆院委員長ポストの与野党の配分が8日、固まった。計27ある委員長、審査会長について与党は15、野党側は12。野党側が選挙前より大幅に増えた。さらに、野党第1党の立憲民主党の主な顔ぶれが判明した。
政府予算案など国政全般の課題を扱う予算委員長に、安住淳前国会対策委員長を充てる。国会審議の「要」に位置するだけに、野党が就くのは極めて異例だ。
憲法審査会長には、枝野幸男元代表を起用する方針。自民党だけでなく、日本維新の会や国民民主党などの憲法改正に前向きな政党と、改憲に慎重な政党との調整能力が求められる。
法務委員長には西村智奈美前…