石破首相、選択的夫婦別姓に慎重な考え示す 総裁選では前向きに語る

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 石破茂首相は7日の衆院本会議での代表質問で、選択的夫婦別姓制度の導入を求める声があることについて、質問を受けた。「国民の間に様々な意見があり、政府としては、国民各層の意見や国会における議論の動向などを踏まえ、更なる検討をする必要がある」と導入に慎重な考えを示した。

 さらに「そのため制度の導入の是非や、導入時の家族への影響などについて、私の立場から個人的な見解を申し上げることは差し控える」とも答弁した。

 立憲民主党の吉田晴美氏への答弁。石破氏は自民党総裁選への8月の立候補表明会見では「姓が選べず、つらい思い、不利益を受けることは解消しないといけない」と導入に前向きな姿勢を強調していた。

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