兵庫県知事の辞職、4会派が合同で要求へ 不信任の成立にも迫る規模

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島脇健史
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 兵庫県の斎藤元彦知事らが内部告発された問題で、県議会最大会派の自民党が斎藤氏に辞職要求を行う方針について、第3会派の公明党や立憲県議らでつくるひょうご県民連合、共産党も自民と合同で辞職を求める方向で調整に入った。第2会派の維新の会は近く対応を決める方針。維新も加われば全会派の足並みがそろうことになる。

【動画】兵庫県の斎藤元彦知事に近く辞職を申し入れると、県議会自民党の北野実幹事長が会見で説明した=島脇健史撮影

 県議会は定数86で、会派所属のほか無所属が4人いる。無所属議員にも自民の方針に加わる動きがある。無所属議員も参加した場合、維新を除いても数字上は議会で不信任決議案が可決される全体の4分の3の規模となる。

 自民は6日に斎藤氏への対応…

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この記事を書いた人
島脇健史
神戸総局|選挙・震災担当
専門・関心分野
地方行政・選挙、気象・災害、地域医療
兵庫県の内部告発文書問題

兵庫県の内部告発文書問題

2024年3月、兵庫県の斎藤元彦知事らがパワハラ疑惑などを内部告発されました。告発への知事の対応をめぐって県議会と対立しましたが、出直し選挙では斎藤知事が再選を果たしました。最新ニュースをお伝えします。[もっと見る]