旧ジャニーズ会見から1年 ファンらが要望書「不十分な点多い」

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島崎周

 旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.(スマイルアップ))の創業者、故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、所属タレントのファンらでつくる「PENLIGHT(ペンライト) 旧ジャニーズ事務所の性加害を明らかにする会」は5日、同社に対して要望書を送付したと発表した。事務所が昨年9月7日の記者会見で性加害を認めてから1年になるのを前に、元スタッフによる性加害を含めた問題の全容解明や、誹謗(ひぼう)中傷への積極的な取り組みを求めている。

 同会は、昨春に英公共放送BBCが問題を報じて以降、事務所に対して第三者機関を設置し、性加害の検証や実態調査を実施することや被害者への謝罪などを求めて、要望書や集めた署名を事務所に提出してきた。

 事務所が昨年9月に記者会見…

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この記事を書いた人
島崎周
東京社会部|文部科学省担当
専門・関心分野
性暴力、性教育、被害と加害、宗教、学び、人権