自民党裏金問題、新総裁は解明「進めるべきだ」70% 朝日世論調査
朝日新聞社が8月24、25日に実施した全国世論調査(電話)で、次の自民党総裁に誰がふさわしいと思うか質問したところ、石破茂元幹事長と小泉進次郎元環境相が同じ21%で、トップだった。また、新総裁は派閥の裏金問題の実態解明を進めるべきだと思うかを尋ねると、「進めるべきだ」が70%で、「その必要はない」24%を大きく上回った。
次の総裁に誰がふさわしいかについては、11人の名前を挙げて聞いた。石破、小泉両氏の後は、高市早苗経済安全保障相8%、上川陽子外相6%、河野太郎デジタル相6%、小林鷹之前経済安保相5%が続いた。茂木敏充幹事長は2%、加藤勝信元官房長官、野田聖子元総務相、林芳正官房長官はいずれも1%、斎藤健経済産業相は0%だった。「この中にはいない」は22%を占めた。
年代別でみると、石破氏は50代、60代、70歳以上でそれぞれ最も多い支持を集めた。小泉氏は若い世代からの支持が目立ち、18~29歳で31%、30代で21%だった。自民支持層に限ると、小泉氏が28%で最も多く、石破氏23%、高市氏12%、河野氏8%、上川氏7%、小林氏5%などと続いた。
また、新総裁は自民党派閥の裏金問題の実態解明を進めるべきか尋ねた質問では、無党派層でみると、「進めるべきだ」が69%で、「その必要はない」は24%。自民支持層でも「進めるべきだ」が63%と多く、「その必要はない」は31%だった。
政党支持率は、自民26%(…
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