第1回夫婦別姓の賛否、割れる自民議員 総裁選前に朝日・東大調査で分析
有料記事自民総裁選、あの議員の立ち位置は 朝日・東大谷口研調査
笹井継夫 木佐貫将司自民党総裁選で「ポスト岸田」候補として意欲を示す衆院議員は、選択的夫婦別姓への賛否が割れていることが、朝日新聞社と東京大学・谷口将紀研究室によるこれまでの共同調査からわかった。選択的夫婦別姓は、日本経済団体連合会(経団連)が早期導入を政府に求めるなどしており、総裁選で争点になる可能性がある。
前回2021年衆院選時までの12議員(不出馬表明した岸田文雄首相=67=を含む)の回答を分析した。共同調査では選択的夫婦別姓について14年から質問。「夫婦が望む場合には、結婚後も夫婦がそれぞれ結婚前の名字を称することを、法律で認めるべきだ」という考えへの賛否を5択で聞いている。
21年の調査で「賛成」を選んだのは、野田聖子元総務相(63)と河野太郎デジタル相(61)。石破茂元幹事長(67)が「どちらかと言えば賛成」だった。
■夫婦別姓、一貫して「賛成」…
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