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佐渡金山、現場展示で日韓合意 世界遺産委で朝鮮人労働の歴史表明へ

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高橋杏璃
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 日本がめざす「佐渡島(さど)の金山」(新潟県)の世界文化遺産登録をめぐり、日本政府は鉱山で朝鮮半島出身者を含む労働者が働いた歴史を現地で展示する方針を固め、韓国政府と大筋合意したことが分かった。登録の可否を判断する世界遺産委員会でもこれらの労働者の存在を表明する意向だ。複数の両政府関係者が明らかにした。

 世界遺産委は21日からイン…

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この記事を書いた人
高橋杏璃
政治部|外務省担当
専門・関心分野
外交
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    箱田哲也
    (朝日新聞記者=朝鮮半島担当)
    2024年7月26日6時37分 投稿
    【視点】

     この問題は日本との外交関係の改善を重視する韓国の尹錫悦政権としても簡単には譲れない懸案で、政権内には厳しい強硬論が最後まで残り続けた。  それは記事の中にある、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産に登録にあたり、日本政府が国際社会に向

    …続きを読む