野党第1党の党首として3年。ようやくめぐってきた絶好機にもかかわらず、立憲民主党の泉健太代表の胸中は、自信と焦りで揺れている。
11日午後、JR鹿児島中央駅前の貸会議室。意見交換会に集まった約20人の地方議員が、国政選挙での悩みを次々にこぼした。
「連合の意向もあって、共産との関係に苦労している」「共産の力も借りて持ちつ持たれつでやっていて、どうすればいいのか?」
報道陣が退出した部屋に、泉氏の歯切れの良い声が響いた。
「選挙で依存しすぎないように、立憲の主体性を保つようにしてほしい」
出席した議員は、立憲の抱える「宿題」に泉氏が答えを出そうとしていると受けとめた。「泉氏は自信に満ちていた」
「宿題」とは、国政選挙にお…
- 【視点】
同じようなコメントを繰り返しているのですが、私は、都知事選での蓮舫氏敗北と立憲民主党の評価とは切り分けた方がよいと考えます。が、衆院3補選での立憲全勝が立憲民主党に対する世論の評価に追い風になった(かもしれない)ように、選挙結果が世論に影響
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