どうする?神宮外苑再開発 主な候補で意見に違い 東京都知事選

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土舘聡一
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 東京都心の緑地保全が議論となっている明治神宮外苑地区の再開発をめぐり、都知事選(7日投開票)の主な候補の考えの違いが明確になっている。都市圏の緑の保全は、各地で関心の高いテーマだ。民間事業の外苑再開発に、都はどう関与してきたのか。主な候補はどう考えているのか。

 再開発は、老朽化した神宮球場秩父宮ラグビー場を建て替え、高さ180メートル超の高層ビル2棟などを建てる計画。三井不動産、宗教法人・明治神宮日本スポーツ振興センター伊藤忠商事が進め、総事業費約3490億円。2036年に完成予定だ。837本を植樹する一方、700本以上の高木を伐採する計画を、ユネスコの諮問機関「イコモス」などが「歴史ある生態系の破壊」などと批判している。

7日投開票の東京都知事選では、明治神宮外苑地区の再開発をめぐって、意見の違いが見えてきました。主な候補はどんな立場なのか。そもそも東京都は、どう関わってきたのか。主な候補へのアンケート結果も掲載しています。

 「経緯を再検証する」「都民…

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