ビール大手、体験型施設を次々開設 「酒離れ」進む若者らとの接点に
明楽麻子
ビール大手各社が、醸造設備を見学できたりブランドの世界観を楽しめたりする体験型施設を東京都心で次々とオープンしている。若者の酒離れなどでビール系飲料の販売が減少傾向にあるなか、消費者に魅力を伝える接点にしたい考えだ。
サッポロビールは4月、主力の「ヱビスビール」のブランド体験施設「YEBISU BREWERY TOKYO」を東京・恵比寿に開いた。醸造設備などを無料で見学できるほか、そこでつくったビールを有料で飲める。
恵比寿は1890年に「ヱビ…