与党、会期内成立を最優先 野党は猛反発、規正法改正案を相次ぎ批判

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 自民、公明両党は18日夜、参院の政治改革特別委員会で政治資金規正法改正案の採決を強行した。野党は猛反発したが、23日までの会期内の成立を最優先し、数の力で押し切った。

 特別委に先立つ参院の与野党国会対策委員長会談で、与党は18日の採決を求めた。しかし、立憲民主党の斎藤嘉隆・参院国対委員長は「政治資金の透明化に資するとは思えない。穴だらけのブラックボックス合法化法案を通したら国会の恥だ」などと反対し、さらなる審議を訴えた。

 だが、与党は受け入れず、自民の豊田俊郎委員長の職権で特別委の開催に踏み切った。

 特別委では野党から与党の強…

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政治資金問題

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