歌を磨いた「ひとりカラオケ」 稲場愛香、すべてを成長に変える力

有料記事アイドル道

聞き手・田部愛

 数々のレジェンドアイドルを生み出してきた「ハロー!プロジェクト(ハロプロ)」。そのなかで「カントリー・ガールズ」と「Juice=Juice」のメンバーだった稲場愛香さんは、愛嬌(あいきょう)たっぷりのキャラクターと切れのあるダンスで注目を集めてきました。

 この春、ソロデビューを果たした稲場さん。いま、アイドルですか? それともアーティストですか? これからの活動や抱負を尋ねました。

あざとさも大人っぽさも

 ――アイドルグループを卒業した後の人生には、俳優やタレントなど、色んな道があると思います。そんななか、稲場さんにとってソロデビューはどんな意味を持っていますか。

 私は卒業したとき、明確に「これをやります」とは断言していませんでした。今回ソロデビューをさせてもらいましたが、タレント活動だったり演技だったり、色々なことに挑戦したいという気持ちは今も変わりません。もちろんソロデビューシングルのリリースイベントがある期間はそこに「一球入魂」という感じにはなりますが、これから幅広くバランスを取りながらいろいろ挑戦していきたいなと思っています。

 ――今回のソロデビュー曲のこだわりや注目してほしいポイントを教えてください。

 まず「圧倒的L(Oに/(ス…

この記事は有料記事です。残り2014文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事を書いた人
田部愛
文化部
専門・関心分野
心と体の健康、ジェンダー、宝塚歌劇、アイドル