【名人戦を写真で】第4局に勝利し、感想戦で対局を振り返る豊島九段

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 藤井聡太名人(21)=竜王・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖と合わせ八冠=に豊島将之九段(34)が挑戦している第82期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第4局が19日午前9時、再開した。立会人の深浦九段が封じ手を開封。豊島挑戦者が前日封じていた39手目は▲7七桂だった。

 昨期、20歳10カ月で初の名人位を獲得し、谷川浩司十七世名人(62)の最年少名人記録(21歳2カ月)を塗り替えた藤井名人にとって、今シリーズは初の防衛戦。第4局に勝てば、4連勝となり、初防衛が決まる。夜までに終局する見込み。

 1日目は先手の豊島挑戦者からの誘導で藤井名人が横歩を取る珍しい戦いに。主導権を握った豊島挑戦者が39手目を封じていた。

 本局の地元主催は別府市など。今年、市制100周年を迎えた同市が記念事業として誘致した。

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