初の子供宮神輿 元気に「わっしょい」 東京・浅草の三社祭

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宮野拓也
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 東京の下町に初夏の訪れを告げる浅草神社例大祭「三社祭」が今年もやってきた。2日目となる18日は、初めての試みとなる子供宮神輿(みこし)「子之宮(このみや)」があり、子どもたちが元気に神輿を担いだ。

 浅草神社の氏子44カ町の小学4年生から中学3年生に担ぎ手を募り、約40人が参加した。そろいの緑色の半纏(はんてん)に身を包み、1尺5寸(約45センチ)の大きさの神輿を担いだ。大勢の観衆の前で、「わっしょい、わっしょい」と大きな声を出し社殿前から大鳥居の外までを往復した。

 三社祭はコロナ禍で規模の縮小を余儀なくされ、2023年に4年ぶりの通常規模での開催となった。その間、子どもたちが祭りや神輿に触れる機会も制限された。

 これまで宮神輿は「一之宮」から「三之宮」まで大人用の3基だったが、子どもたちに祭りの楽しさや神輿を担ぐ意義などを伝え、将来の三社祭の担い手を育成しようと、今年初めて「子之宮」に取り組んだ。

 弟と一緒に参加した高橋美虹…

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