小田原市長選、自民系現職の再選阻む 前職の加藤憲一氏が返り咲き

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清水敬久

 神奈川県小田原市長選は19日投開票され、いずれも無所属で前職の加藤憲一氏(60)が、現職の守屋輝彦氏(57)=自民、維新、国民推薦=、新顔の古川透氏(64)を破って返り咲きを果たした。当日有権者数は15万7448人。投票率は48・17%(前回46・79%)だった。

 当選を決めた加藤氏は午後11時過ぎ、支援者を前に「ありがとうございました。市民のみなさんの良識が示された」と喜びを語った。

 前回の市長選は、当時の現職の加藤氏に新顔の守屋氏が挑み、544票差で守屋氏が加藤氏の4選を阻んだ。

 両氏が再対決した今回は、4年間の守屋市政への評価が最大の争点となった。

■現職は前回「ひとり10万円…

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