マイナ保険証 誤った情報登録、新たに545件発覚 計9千件超に

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吉備彩日
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 マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」をめぐり、情報のひもづけミスが新たに545件確認されたことがわかった。厚生労働省が26日までに公表した。別人の情報が誤登録されるトラブルなどを受けた一連の点検作業で発覚したひもづけミスは計9千件を超えた。

 昨年からの点検作業では、マイナンバーにひもづけられた健康保険証の情報や、口座情報などに誤りがないかを確認。健康保険証については追加的内容として、1・6億件分のデータを住民基本台帳と照合した。その結果、ひもづけミスが新たに545件判明し、重複を除いた総数は9223件となった。

 同省はひもづけミスへの対策を実施。情報の新たな登録や、転居や転職などでの変更の際、ミスがないかを自動的に確認できるシステムを5月7日から稼働させるという。

 同省は、電子カルテや電子処…

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この記事を書いた人
吉備彩日
くらし報道部|社会保障担当
専門・関心分野
社会保障、医療、共生社会
マイナンバー・マイナ保険証問題

マイナンバー・マイナ保険証問題

マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」への移行が本格化し、従来の健康保険証の新規発行が停止されましたが、マイナ保険証の利用は低調なままです。関連ニュースをまとめてお伝えします。[もっと見る]