プーチン氏「5月訪中を計画」 通算5期目の初外遊、中ロ緊密をPR

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 ロシアのプーチン大統領は25日、ロシアの産業界の大会に出席し、「5月に(中国)訪問を計画している」と述べた。インタファクス通信が伝えた。実現すれば、通算5期目の就任後では初の外遊となり、中ロ関係の緊密さを国内外にアピールしたい考えとみられる。

 大会の参加者とのやりとりの中で明らかにした。ある参加者が、19世紀のロシアの急進的思想家チェルヌイシェフスキーの著書が図書館に収められたのが、中国の習近平(シーチンピン)国家主席の誕生日と同じ1953年6月15日だったとして、プーチン氏が訪中したら習氏にこの本を渡すよう提案。プーチン氏は「必ず本を持っていき、我々の友人に渡す」と述べて、訪中すると認めた。

 プーチン氏の訪中については、ロシアのラブロフ外相が22日、今年の重要行事として、プーチン氏の中国公式訪問を挙げていた。

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