「乗客9割は外国人」の声も ライドシェア2週間、90社が参入

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北村有樹子 中村建太 野口陽
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 自家用車を使って客を有償で運ぶ「ライドシェア」が、東京と京都で始まり2週間が経った。国は22日までに、タクシー事業者少なくとも90社の運行を認可。「利用者の大半は外国人」との声もあり、国内の認知度に課題はあるが、ドライバー確保に向けた新たな動きも出始めている。

 19日夕、京都市のタクシー大手「エムケイ」に、配車アプリ「Uber(ウーバー)」からライドシェアの予約が入った。依頼はベトナムの観光客から。清水寺から京都御所に近い宿泊先までの利用だった。

 同社は制度が動き出した8日から参入。20台で対応した15日には、この日認められている午後4時からの4時間で計110組の予約が入った。利用者はこれまで「9割が外国人」で、ライドシェアをすでに導入した国・地域で慣れ親しんでいる人が多いとみる。同社は「日本人の認知度はまだ低い」と話す。

 国内のライドシェアは、タク…

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