墜落ヘリ同型機の記念切手「値打ちある」鹿児島・鹿屋市長が発言撤回

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仙崎信一
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 鹿児島県鹿屋市の中西茂市長が、伊豆諸島沖で墜落した海上自衛隊の哨戒ヘリコプター「SH60K」と同型機の写真が使われた記念切手について23日、「事故後すぐだから値打ちがある」と発言していた。市長は、不適切な発言だったとして撤回し、24日、海自鹿屋航空基地で大西哲(さとし)・第1航空群司令に謝罪した。

 市によると、発言は23日午後に鹿屋市役所であった日本郵便九州支社の記念切手贈呈式の場であった。同支社は「第25回エアーメモリアルinかのや」開催や海自鹿屋航空基地の開隊70周年を記念して発売予定の切手シート(見本)を中西市長に贈った。

 切手の一部に、飛行するSH60Kヘリが掲載されており、これを見た中西市長は「事故後のすぐの写真だから値打ちがあるんじゃないか」と述べた。贈呈式には鹿屋基地の関係者も同席していたという。

 市側は23日夕、「不適切な…

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