石原さとみさん、「お手紙」を演技の助けに 「Destiny」主演

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文・平岡春人 写真・伊藤菜々子

 プロデューサーからもらった企画書を、「お手紙」と呼んでいる。

 石原さとみさんが演じる主人公、西村奏(かなで)の説明だけで数ページにも及ぶ分厚さ。

 奏の両親がどう育ち、どのように出会ったか。奏が幼少期、どのような日々を過ごしたか。ドラマの背景まで、丁寧に書かれていたという。「演じる人を思いやらないと書けない内容だった」。その「お手紙」が、演技の助けになった。

 ドラマ「Destiny」(朝日系、火曜夜9時)が放送中だ。

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この記事を書いた人
平岡春人
文化部|映画担当

映画、音楽、人権