「ワンビル」と呼んで 天神コアなどの再開発ビル、来年春開業へ
江口悟
福岡市・天神の天神コアなどの跡地で西日本鉄道が建設を進める大型複合ビルの正式名称が、「ワン・フクオカ・ビルディング」に決まった。「ワンビル」の略称で呼んでもらう狙いで、来年春に開業予定だ。
このビルは福岡ビル、天神コア、天神ビブレの3棟を一体的に再開発することで大規模化を図った。市の再開発促進事業「天神ビッグバン」の目玉の一つ。
高さ97メートルの19階建て(地下4階)で、南北100メートル、東西70メートル。商業施設やオフィスのほか、18、19階に41室の「ワン・フクオカ・ホテル」も入る。
林田浩一社長は名称を発表した19日の記者会見で、「天神の中心地から世界に向け、新たな価値観を生み出すオンリーワンの複合ビルをめざす」と話した。(江口悟)…