日焼け止めは2度塗りで シミ、シワ予防 春から始める紫外線対策

有料記事

土肥修一
[PR]

 暖かい日が増え、外でのレジャーやスポーツを楽しむにはよい季節となった。一方で、紫外線は今の時期から強くなっていくため、対策が必要だ。

 太陽の光に含まれる紫外線は波長によって複数あるが、このうちUV―AとUV―Bは地表に届き、皮膚に影響を与える。

 Aはより皮膚の深いところに届き、シミやシワの原因になる。Bは皮膚の表面でとどまり、日焼けの主な原因となり、皮膚がんのリスクも高める。

 近畿大の大塚篤司主任教授(皮膚科)によると、紫外線は4、5月ごろから強くなり、7、8月にピークを迎え、10月ごろまでは注意が必要という。

 「紫外線の影響は蓄積されて、浴びた分がシミやシワの原因になる。春も紫外線量は多いため、夏に慌てて対策を取るのではなく、春先から準備をしてほしい」と大塚教授。

 対策は、まず日焼け止めを塗ること。大塚教授によると、塗る量は顔全体の場合、500円玉ほどの量を手のひらに出し、顔全面に塗る。1回でなく、同じように2度塗りする。鼻やあご、目の周りなど、紫外線が当たりやすい部分を特に丁寧に塗る。また、長時間外にいる場合は3時間ごとに塗り直すとよいという。

 日焼け止めには「PA+」や…

この記事は有料記事です。残り448文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら