AI、英語理解など一部分野で「人間超え」スタンフォード大が報告書

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サンフランシスコ=五十嵐大介
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 人工知能(AI)は一部のタスクで人間の能力を超えたが、すべてではない――。米スタンフォード大の「人間中心のAI研究所(HAI)」は、毎年恒例の報告書「AIインデックスリポート」でそんな調査結果を公表した。

 報告書では、AIは画像の分類や英語の理解など一部の作業では人間を超えたと言及。一方で、高度な数学の問題、視覚による論理的な理解などの複雑な作業ではまだ人間に劣ると指摘した。たとえば、楽器を持ったストリートミュージシャンの前にお金が置いてある写真について、なぜお金が置かれているかを人間ほどうまく推測できないという。

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