福岡空港国内線の新駐車場オープン 収容台数2倍近く、出入り円滑に

江口悟

 福岡空港の国内線ターミナルに新たな立体駐車場が完成した。従来の2倍近い1617台が収容でき、出入りもしやすく慢性化していた混雑の緩和が期待できるという。

 新駐車場は8層9段で高さ27メートル。空港の運営を担う福岡国際空港(FIAC)が16日に供用を始めた。博多織のイメージという外装デザインは建築家の隈研吾氏の事務所が監修した。

 旧立体駐車場は864台収容で、週末などは激しく混雑し、周辺の交通に影響していた。その跡地には商業施設やホテルが入る複合施設が26年度中に完成予定。新駐車場と複合施設を通路で結び、ターミナルと行き来できるようにする。

 基本料金は50円値上げし、30分250円(最初の30分無料)。24時間料金も通常期3500円、多客期4500円といずれも1100円引き上げた。(江口悟)…

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