22年度国内の温室効果ガス、過去最低 リバウンドから減少に転じる

有料記事気候変動を考える

市野塊
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 環境省は12日、2022年度の温室効果ガスの総排出量が11億3500万トンで、1990年度以降、過去最低だったと発表した。2021年度は新型コロナウイルス禍から経済活動が再開したことで8年ぶりに増加したが、再び減少に転じた。

 総排出量は21年度より2・5%(2860万トン)減少した。旅行などの増加で運輸部門からの排出は増えたが、工場などの産業や家庭部門のエネルギー消費が減り、排出も減ったという。

ネットゼロ達成ペースよりは排出多く

 冷蔵庫などの冷媒に使われ…

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