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　JR四国はこのほど、今秋に予定されるJR松山駅（松山市）の高架化に合わせて、高架下に開設される商業エリアに出店する14店を発表した。

　愛媛名物のじゃこ天や和菓子、塩、かんきつ加工品などを販売する食物販店7店、居酒屋、ラーメンなど飲食店4店をはじめ、土産店とコンビニ、自習室。現在の駅ビルからはじゃこ天店とコンビニの2店が移転する。

　土産店は四国キヨスクが高松駅ビル「高松オルネ」に続く2号店を出し、愛媛の食材を使ったメニューを出す飲食店「えひめしや」はJR四国ステーション開発が運営する。

　JR四国によると、商業エリアの店舗面積は約1270平方メートルで4カ所計18区画あり、各店はすべて改札外からも利用できる。14店のほか、2店が出店に合意しているという。

　JR四国事業開発本部の担当者は、「松山の玄関口にふさわしい、愛媛がぎゅっと詰まった場所を提供したい」としている。（福家司）